M病院
探索時期:2018年4月
悲しきかな、前回の更新から200日以上経過してしまっていた。理由は多々あるが、1番は自分の怠惰な性格であろう。4月に入り生活に一区切りついたので記事を書こうと思い立った次第である。
先日埼玉の某廃病院へ行ってきた。
ここは有名な物件であるが、比較的交通量の多い道路に面している。
ここは正面玄関である(バリケードで正面からは入れないが)。外観の写真は撮り忘れてしまった。
1階フロアの様子。
非常口と謎の機械。
MR室のドア。室内は磁場になっているらしい。
注意表示は廃墟ファンの悦楽を誘う。
この物件には大きな機械が多く残っており驚いた。すぐ近くに移転先の病院があるのだが何故置いていったのだろう?
朽ちたCTスキャナーは圧巻である。吸い込まれそうだ。
よく分からないボトル。点滴か何かに使うのだろうか。
エレベーターを発見したので下を覗いてみると得体の知れない液体が溜まっていた。油のように見えるがエレベーターの潤滑油だろうか。
2階から上は病室が多い。ベッドの土台が並んでいる。
1階を見下ろせるスペースがあったが、ガラスの囲いが割れてしまっていた。
3階フロアの様子。落書きが目立つ。
割れたガラスを手前に配置して撮影してみた。
廊下を縦構図で撮るのが好きだ。
4階へ上がると大きなグラフィティが迎えてくれる。そこら中にスプレー缶が転がっていたが、中には海外製のものまであった。
最後に屋上へ上がってみた。郊外ののどかな風景が広がっている。さらに上に続く梯子があったが、外から丸見えなので早々に退散した。
人為破壊、落書きが目立つのは心霊スポットとしても有名な物件の宿命であろう。だがそれもこの廃墟を構成する要素の一つであり、欠けてはならないものなのだ。大きな機械が多く残っており、目で見て、手で触って楽しむ事が出来た。これも廃墟の醍醐味だ。